このサイトについて

Q&A 

Q.どんなギターが届くの?

A.ギター工場にて作製されたキットですが、工場にて機械加工が終了した段階をキット化しています。市販の完成品ギターは、機械加工後に手作業で研磨や最終整形を行いますがその前段階で止めております。
そのため、ネックポケット周辺やヒール、バインディングの研磨やボディに関しても切削跡が残っている場合がありますので、サンドペーパー等でキレイに整えてあげると仕上がりが数段上になります。
また、機械加工では回転工具で切削するので木の一部が繊維にそってほんの数ミリとんでしまったりすることもあります。そのような場合完成品ギターではパテ埋めしたり、サンドペーパーでキズを整えたりしますがキットではそのままです。
もちろん整形不能な大きなキズ等はない状態ですが、あくまで機械加工後の手作業前の段階だと思っていただけたらと思います。

ネックについても、組み込みをして弦を張らないとどのような反り方をするかわかりません。工場では組み込み後弦を張りネック調整や場合によりフレットすり合わせを行います。

ホワイトアッシュで木目に沿って浮き、飛びがある例。市販ギターではパテや研磨でキレイに整えますがキットではこのままの状態でお届けします。

Q.ネックがポケットに入らないんだけど?

A.ネックポケットはタイトめに作っており、キット製作後に気が湿気などで動き入りづらくなることがあります。タイトなネックポケットが好きでエイ!と押し込む方もいますが(割れる可能性があるのでおすすめしませんが)、入らない場合はネックヒールの調整にチャレンジしてみましょう!
紙やすりで簡単に修正できますよ。
特にセットネックのモデルは緩いとそもそもセット不可能なのでかなりタイトです。整形はほぼ必須です。

Q.ボディにシミや黒い点、接着剤?

A.シミや接着剤の跡等がある場合があります。特にバスウッドは木の性質上シミのようなものが発生している場合がありますが、木の特性なのでどうしようもありません。
接着剤の拭き取りが甘く素地についている場合もあります。その場合は研磨して落としてください。
店頭に並んでいるギターも、サンバーストやナチュラル等木目が見えるギターと塗りつぶしのギターでは同じグレード、シリーズでも木の見た目で使い分けています。
クリア塗装で耐えうる木目のみクリアに使い、節やシミがある場合は塗りつぶしに使います。
DIYギターキットは絶対にクリア塗装で耐えうるように製作しているわけではなく、中には節が多いボディ等もどうしても混在してしまいます。
低価格でご提供するために、どうかご理解ください。
予め木目が見える仕上がりにする予定等がある場合、事前にお問い合わせください。できる限り対応いたします。(木目の選定等できない場合もございます)

バスウッドボディのシミの例

Q.必要な道具は?

A.絶対に必要なのは電動ドリル、ドリル用の刃、ハンダゴテです。これらは1個1000~2000円のホームセンターの安い商品でも構いません。良いものに越したことはありませんが・・・。私が使っているものはドリルで1万円、刃で1本2000円等です。サイトでも安い工具セットを販売しています。
その他、きれいに仕上げたい場合は木部研磨用の紙やすり(100~300番、特にきれいにしたければ600番くらいまで磨いてもいいです。)、紙やすり用のパットはぜひ揃えたいですね。
オイルフィニッシュするならオイル(ホームセンターの家具用オイルでも、ギター用オイルでもいい)やウエス。
さらにナット調整も絶対やってほしいです。キットのナットは高く、調整したほうが格段に弾きやすくなります。ナット調整用のヤスリもレンタルいたします。(数量に限りがあるため順番待ち等発生します)
プラスチックナットなので、牛骨ナットに交換してもいいですね。
ブリッジの位置決めには、150mmと600mmスケール(定規)があるといいでしょう。
セットネックなら、タイトボンド(木部用接着剤)とF型クランプは必須です。


このように、DIYギターは手を加えようと思えばいくらでもできます。
ネックシェイプを削ってもいいでしょう。ボディも大きくカットしちゃってみるのも楽しいです。その場合は鉄鋼ヤスリもあるといいですね。

プラモデルの場合、ニッパーで切り離し組み立てして完成とする人もいれば、バリ取りをして墨入れをし、塗装もして磨いたりダメージ加工したりする人もいます。
ギターも同様に組み立てるだけの人から、工房レベルの精度まで作り込む人まで様々です。ひとまず組み立てをしてみて、そこから少しづつDIYを楽しむのもとてもいいと思います。

Q.配線がわからないんだけど

A.今後各配線の見本画像等を用意しますが、基本的にどんなモデルもネット上に様々配線が掲載されていますので参考にしてみてください。もちろん、メールでお問い合わせいただければすぐに回路図や写真でお教えします!
自分なりに配線をアレンジするのも楽しいですよ!

キルスイッチを付けたいと相談を受け、解説した例

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。